伊勢和紙とは

伊勢和紙とは

伊勢和紙は、神宮の御神札(おふだ)を全国家庭へ頒布するため、
明治初期より当地で漉かれるようになりました。

当社は1899年(明治32年)に「神都製紙株式会社」として創立。
以来、清浄を旨として神宮御用紙を奉製してきました。

21世紀に入り、インクジェットプリンタの発達により
印刷の可能性が飛躍的に広がる中、
家庭用プリンタでも美しく出力できる伊勢和紙が注目されています。
なめらかな滑面、風合い豊かな粗面。
伊勢和紙ならではの表情をお楽しみください。

手漉き和紙

和紙の原材料は植物の樹皮です。
表皮の内側にある靭皮(じんぴ)から繊維を取り出し、
丹念に不純成分を取り除き、繊維を叩き解す調整工程を経て、
水中に分散させた繊維を、簀桁を使って一枚一枚すくい上げ、
入り板に張って乾燥させると、均一な厚さの美しい和紙ができあがります。
手漉き伊勢和紙の原材料には、目的に応じて
「コウゾ」「ミツマタ」「ガンピ」「バショウ」を配合して使い、
粘剤としてはトロロアオイの根から抽出する液を用います。
伊勢和紙は神宮御用紙のきびしい要件にお応えして
一世紀にわたり技術を培ってきました。

機械抄き和紙

清浄を第一に
和紙らしい風合い
優れた印刷適正、表面強度…

神宮御用紙としての使命から改良が重ねられてきた伊勢和紙。
品質の高さと供給安定性をバランスさせた機械抄き和紙は、
繊維の長い針葉樹やバショウを原料としています。
名刺、手紙、パンフレット、写真、クラフト…
種々の厚みや8色バリエーションから、
お好みの表現ができる和紙をお選びください。


伊勢和紙の種類と描写特性

品質保持

伊勢和紙の工場内で生産された手すき・機械すき全ての和紙は、
検査仕上部でチェックします。
破れ・シワ・ゴミなどが無いか、また地合いや厚みなどは基準に収まっているかなど、
入念かつ迅速に検査することで清浄な和紙を供給しています。

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FAX 0596-28-3507

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