旧跡

旧跡

当社敷地内歴史散歩

江戸時代、伊勢講が組まれ伊勢信仰が深く民衆の心に根ざしていく中、
伊勢の神宮と民衆を結びつけ伊勢参りの仲介役を果たしたのが「御師」と呼ばれる人々だった。
「御師」の起源は御祈祷師の略とされているが、伊勢では「おんし」と言った。
御師は毎年暮れ近くに各地の檀家(信者)を廻って大麻(お札)を配り、土産として伊勢の物産ももたらした。

また、御師は伊勢参りする檀家を宮川の渡しで迎え、自分の屋敷に泊め、
神楽の奉納・御祓・豪華な食事などで手厚くもてなし、翌日両宮へと案内したのだった。
中でも龍大夫邸は山田(外宮)の御師として規模も最大級であり、格式ある立派な屋敷であった。
そのため明治天皇の行幸の際の宿所となった。

御師龍大夫邸看板

高さ2.25mの大看板。

龍大夫屋敷図

当社は、1917年10月24日に旧龍大夫の屋敷跡1648坪と建物16棟を買収し、今日の基礎を固めた。

明治天皇行在所

1880年(明治13年)7月、明治天皇が旧龍大夫邸に二日間駐輦された御遺蹟。現在当社の修祓場となっている。

三輪神社

工場敷地内には、五柱の神々をお祭りしている三輪神社もある。

龍の井

旧龍大夫邸にあった井戸の跡。当社敷地は宮川の伏流水に恵まれている。
清浄な紙づくりに清浄な水は欠かせない。

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